北関東五大学秋季リーグ戦を振り返る

3年生にとって最後の公式戦となる大会で有終の美を飾ってもらいたいと考えていた。
<男子部>
 1日目初戦は埼玉大(関東リーグ3部に昇格)に走り負けてしまい、実力を発揮できず46-79と惨敗。続く茨城大戦はディフェンスが上手く機能して76-60で勝つことが出来た。
 2日目は群馬大、宇都宮大に勝ち、3勝1敗で準優勝かと思いきや最終戦で埼玉大が群馬大に破れ、三校同率首位。しかしながら、大会規定(得失点差にて順位決定)により、惜しくも3位に終わった。
 しかし、昨秋に関東リーグの4部に昇格を果たし、今年も守りがしっかりしてきて4部残留を決めてのは立派だ。
 新チームがこのバトンを大事に守っていくよう切望する。
<女子部>
 チームが良く纏まってパワーアップした姿を見せてくれた。
 春の宇都宮遠征や夏の菅平チーム合宿などの努力とコーチを中心に良く練習をした。
 さて、今回の北関東リーグだが、運営ミスでとんでもない事態になってしまった。
 「高経が茨城大、群馬大両校と対戦することなしに大会が終わってしまったのだ」
 その経緯は、まず宇都宮大が出場を辞退ということで、主管である群馬大は私大選抜チームに参加を依頼し、いつも通り5チーム参加でのリーグ戦で開催するはずだった。
 ところが、その後、宇都宮大より急遽参加の申し入れがあったため、6チームでの開催と決めてしまった。なんともお粗末な運営で私の理解を超えた出来事である。
 女子部からクレームの申し入れをしたが、これが最善策だと押し切られたそうだ。
 そして、試合の結果は高経が私大選抜に負けてしまい、今回の茨城大、群馬大両校と対戦することなしに大会が終了する最悪の事態となった。
 
 練習を重ねて2勝しようと張り切った3年生の引退試合だっただけに悔いの残る大会となった。
                                  (OBOG会 会長 柿沼良助)